大宮駅東口から徒歩20分のところに非常に広い公園があります。それが大宮公園です。
桜の名所としても知られ、日本さくら100選にも選ばれています。3月の終わりから4月頭にかけて大勢の花見客が訪れます。
園内には小動物園や野球場、サッカー場や競輪場、陸上競技場や弓道場などのスポーツ施設も充実しています。野球場は春や夏になりますと高校野球の埼玉県大会が行われ毎年盛り上がりを見せます。プロ野球やJリーグの公式戦も行われ、大宮アルディージャのホームグラウンドはここ大宮公園です。
小動物園は入園無料の施設です。規模は小さいながらも小動物や鳥類、猛獣類が数多く飼育されています。
大宮公園が設置されたのは明治時代のこと、大宮に鉄道の駅を開設する運動と同時に氷川神社の敷地内を活用した公園設置運動も行われました。隣接した寿能城跡も公園に含めるように訴えかけましたが、結局公園となることはありませんでした。
歴史が長いこともあり、大宮の発展を見守るかのように樹齢100年を超える大木も鎮座しています。
1980年以降になりますとさらに大宮第二公園、第三公園も開設されました。見沼の原風景と非常にマッチした風景だけでなく、河川が増水した時に水を貯められる調節池としての機能も持っています。