LED(発光ダイオード)が発明されたのは1962年でした。当時は赤一色しかなかったのですが、1972年に黄緑色、1990年代初めに青色が発明されました。このLEDを用いた電球は、白熱電球や蛍光灯に比べて、寿命が格段に長いという特徴を持っています。
一般的に、白熱電球は1000から2000時間、蛍光灯は1万3000時間が寿命だと言われますが、LED電球は、約4万時間の使用が可能となっています。また、消費電力も少なく、省エネ効果が望めますので、徐々に利用される場所が増え、現代では広く用いられるようになっています
LED電球を利用している一つの例として、信号機が挙げられます。昔から使われている電球は、赤と青の地に白で人の形が抜かれています。電球が使われているこの信号機は、日の当たり方によっては消灯していても点灯しているように見えてしまうという欠点がありました。LED電球にはその心配がありませんので、今では全国の半分以上の信号機がLED電球を使ったものへと変わっています。
ノートパソコンのディスプレイも、LEDが使われている一例になります。以前まで使われていた冷陰極管に比べて、消費電力が少なくなっているほか、単色光源のLEDをバックライトに使用することによって、より多くの色が再現できるようになっています。
これ以外に、駅の電光掲示板や携帯電話のバックライト、屋外用の大型ディスプレイなども、我々がよく知るもので、LED電球が使われているものです。
他にも、LEDテープライトという自由な使い方ができるLEDも存在します。LEDテープライトは、曲げたり切ったりすることが可能な道具で、たとえば、部屋の照明やコンサート会場のライトアップ目的で使われています。名前の通り、テープにLEDチップが使われているので、暗い場所で発光します。ですから、家の階段の足元に貼って事故防止に利用されたり、机に貼って単純な照明として利用されたりしています。
また、今では様々な色のLEDテープライトが作られていますので、看板やインテリアのデザインにも使うことができます。当然ながら、寿命が長いというLEDライト自体の長所もしっかり残っています。
ファインリンクスは、LEDテープライトを販売している会社の一つです。こちらの会社のLEDテープライトは、雨にも耐えられる防水仕様となっていますので、野外で利用する場合も壊れる心配がありません。水中にも設置できるので、通常のLEDテープライトに比べて、より広い使い道を持っている道具です。
ファインリンクスのLEDテープライトには、ナチュラルな白色・電球色を使ったタイプと、組み合わせることで多様な色を表現できるRGBフルカラータイプのほかに、LEDチップの色を制御することができるデジタルタイプがあります。専用コントローラーを使うことによってLEDライトの色を1球ごと(又は3球、6球ごと)に変えることができたり、必要な箇所だけ光らせたりすることが可能です。これにより、複数のテープを並べて用いることで文字や映像を流すことができるので、更に表現の幅が広がります。
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