初心者でも気軽にできる投資というのはいくつかあります。中でも分かり易いのが外貨預金です。口座を作るだけで始められますし、リスクも低いのが外貨預金の特徴です。外貨預金はネット銀行などで簡単にはじめることができます。外国為替証拠金取引とは異なり、あくまでも現物取引ですから、リスクが低いのです。強制ロスカットのようなことはありません。長期で保有することができます。また、その外貨を引き出すことで海外旅行にも使えます。海外旅行のためにコツコツ貯めておく人も多くいます。日本円は低金利が続きますから、リターンはあまり期待できません。しかし、外貨は通貨によってはかなりの高金利です。定期預金にすればかなりのリターンになります。そういった意味でもとても簡単な運用方法であると言えます。

これらのメリットがある一方、注意すべきは手数料です。手数料は各金融機関によって、けっこうな差があります。金額が大きければ手数料も高額になります。手数料分の為替変動がないと、結局は損をしてしまいます。また、いつでも引き出せる金融機関とそうでないところがあります。こうしたデメリットがありますので、よく理解して利用しなくてはなりません。ただ、初心者にはとても取り組みやすいものです。外国為替証拠金取引の場合は、すぐに大きな損失を被るリスクがありますので精神的な負担が大きいです。それが無いことは大きいことです。

外貨預金の詳細については三井住友信託銀行の外貨預金ページが分かり易いのでお勧めです。要は、為替相場を考えて外国の銀行に預けるだけです。銀行の利率は国によって違いますので（厳密にはその国の銀行によって）、例えば等価のお金を金利0.数％の日本の銀行に預ける場合と、金利数％の海外の銀行に預けるのとでは利息の金額が違うのは簡単いご理解いただけるでしょう。一回の説明でイメージがついたという人であれば、恐らく初めても大丈夫です。