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ゆとり世代の社員研修

ビジネスマーケティング情報  |

ここ数年社会人になった人たちの多くは、平成生まれのいわゆる「ゆとり世代」です。これは今後も増え続ける世代になりますが、「ゆとりだから・・・」とか「ゆとりは・・・」のようなことを言っても仕方がないのできちんと戦力として育て上げる努力をしましょう。そのためにはこの世代を正しく理解し、新入社員の時にしっかりとした教育を行わないといけません。

ゆとり世代の新入社員研修は、厳しすぎたり、一方的に価値観を押し付けるようなものであってはいけません。必死にやることを嫌いますし、厳しすぎると誰もついてこれなくなってしまうからです。さらに、権利意識も強いので、扱いはとても難しくなっています。一方で、ビジネスの厳しさや一生懸命やることの大切さも分からせなければならないので、とても大変です。ただ甘いだけの研修では人が育たないからです。

一番良いのは、強制することなく、本人達にやる気になってもらうことです。このためには、やる気が出るようなシステム作りが不可欠になります。よく考えられており、機能するものでなければなりません。ゆとり世代の一部は、常識外れでわがままで、使えない人達ですが、大部分の人達は、甘く育てられただけで、教育しなおせば、使えるようになります。少し気長に取り組むことと、工夫された教育制度を用意すれば、上手く育てることも可能です。

よく言えば、伸び伸びと自由に育てられてきていますから、変な偏見などは少なく、素直なのです。頑張りは不足していますが、怠け者であるわけではないので、ある程度は許容することも大切です。また、世代格差以上に個人格差の方が大きいので、変な偏見を持ったり、彼らをひとくくりにして考えないようにすることも大切です。

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